KAZENホールについて

KAZENホールについて

KAZEN HALLは、規模の大きな現代のコンサートホールでは味わえない、人間の歌声や楽器の音の繊細なディテールを味わうために設計されたコンサートホールです。

耳障りなフラッターエコーが発生しないよう、天井と床を含む全ての面が平行にならないデザインとなっています。床と壁にはメープル材を使用し、音響効果を高めるために、音を複雑に反射し、また適度に吸音する卵形の穴が空いた壁面をそなえています。この壁面のデザインはチェッコ・ボナノッテによるものです。

天井に飾られている作品はボナノッテの《アポカリプス(黙示録)》です。これと同じ作品が、イタリア北部ヴィンチ村のサンタ・クローチェ教会にあるレオナルド・ダ・ヴィンチが洗礼を受けたと言われる洗礼台の上にも飾られています。常設するイタリアFAZIOLI社製フルコンサートグランドピアノはオリーブ材を用いており、世界に一台しかないピアノです。

Apocalypse

《アポカリプス(黙示録)》